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化粧品に使われている増粘多糖類

増粘多糖類とは、水溶性の多糖類のことです。
多糖類には強い粘性があります。
さらに増粘多糖類の場合は、水溶性ですから水に溶けます。
そしてそれが溶け込んだ水には、粘性が与えられます。
つまり増粘多糖類を使用すれば、サラサラの状態の液体が、とろみのある粘液になるわけです。
そのため増粘多糖類は、化粧品によく使われています。
ヒアルロン酸などの美容成分を粘液状にすることで、肌になじみやすくしているわけです。
液体の状態では、肌に塗っても短時間で蒸発されてしまう可能性があります。
しかし粘液状になれば、長時間蒸発されずに、肌に留まることができます。
その分、潤いなどの美容効果が長続きすることになるのです。
そのため化粧品に使われているというわけです。
女性は、肌を美しくするために、潤いを保つために様々な化粧品を使用しています。
化粧水や乳液、美容液など様々な基礎化粧品を使って肌に潤いを与えてします。
その肌に潤いを与えるために必要な原料の一つに増粘多糖類があります。
増粘多糖類を配合することでより弾力や粘性のある化粧水や乳液、美容液が作られ、より肌に馴染みやすくなるのです。
化粧品に配合されている増粘多糖類は、キサンタンガムや独自に開発した高弾力ゲルなど様々なものがあります。
安全性も確立されているものを配合しているため、肌にも安心して使うことができます。
コラーゲンやヒアルロン酸のような美容効果の高い人気の素材と増粘多糖類は派手さはなく知名度も低いかもしれませんが肌には重要な原料です。

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